営業対象は30分以内
愛知県内に12拠点ものリフォーム店を集中させ、独自の「ドミナント出店」戦略を展開しているのが安江工務店だ。売上高は2017年12月期ベースで37億円と、地元トップ級の業績を誇る。「愛知」を深掘りする一方、最近は熊本や神戸の建築会社をM&Aするなどして、西日本に営業エリアを拡大。安江博幸社長になぜこのような戦略をとるのか、聞いた。
安江工務店のショップ。商圏は車で30分以内
「近い」が商売の基本
「店から30分を超える新規のお客さんには積極的に取りに行かない。これくらい地域に根付くことが大事なんです」こう話すのは安江社長。同社の重要な戦略が各拠点の商圏を車で30分以内で行けるエリアに絞ることだ。理由は「お客さんがリフォーム会社を選ぶ際に重要視するのは『近さ』。すぐに来てくれて、こちらもすぐに行ける、こういう関係が大事」(安江社長)
商圏をそれだけ狭めると、本当に売上が上げられるのかと疑問に思う読者もいるかもしれないが、1店舗で年商3億円程度売り上げており、十分に稼げている水準だ。「集中」出店が肝
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