【住宅リフォーム売上ランキング2018・2ケタ増収企業リポート(1)】

グループ間の連携強化
近鉄不動産（大阪府大阪市）

リフォーム売上高：49.0億円
伸び率（対前期比）：136％

　近鉄不動産はグループ間での連携強化により、リフォーム売上高49億円を達成。前期比136％と躍進した。

　特に好調だったのは、近鉄グループが所有する物件のリフォームの受注だ。グループ会社からの受注は以前からあったものの、これまではメンテナンスが中心だった。けれども、3年ほど前から、大型改修を積極的に獲得していく方針に切り替え、デザイン力や施工力、提案力の強化を推し進めてきた。その結果、超大型案件の受注に成功した。

　今期のリフォーム売上高は45億円を計画。定額商品「住まい『まるごと』NEWing」の受注拡大を図る。