・20期連続黒字のさくら住宅の二宮社長に戦略を聞いた
・小さな工事の無料サービスを行うのを機にリフォーム提案もしている
・年間2000件の工事を行い、リピート率は95%を超えている
工事中の電球交換は無料で
神奈川県横浜市を中心にリフォームを行うさくら住宅は、20期連続黒字で前期は12億5100万円、経常利益は9100万円だった。そんな同社の企業理念は「リフォームを通じて社会のお役にたつ会社になる」。具体的にどのような活動をしているのか。
さくら住宅のWebページに掲載されている企業理念と考え方。一つ一つが具体的で分かりやすい
75歳以上が34%
本社を置く横浜市栄区は高齢化の進行が深刻で、75歳以上が34%。この高齢者に役立とうと、同社ではユニークなサービスを行っている。
その取り組みは小さな工事の無料サービス。「私はお客さんに、70歳を過ぎたら電球の交換は自分でしてはいけないと言っている。なので、工事中、電球は無料で付けてあげることにしています。LED照明なら20年は持つので、1回変えればほぼ大丈夫。気が付くことはすぐやるのがモットーです」(二宮生憲社長)
1人暮らしの方も多いため、何かトラブルがないか「見張り」としても役立っている。

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