中村工務店(長崎県長崎市)は初の新卒採用(女性3名)に伴い、長崎県諫早市小船越町に新店舗をオープンした。県の中央に位置する場所に店舗ができたことで、県内全域に対応できる体制が構築された。

新店舗の内装
「自然素材を使い、近所にないようなスタジオ型の店舗を作りました」(中村鉄男社長)
建物面積は約40坪。6割がショールームスペースとなり、中央に置かれた洋桑4mのカウンターテーブルが特徴的だ。近くにメーカーショールームが多数存在することから商品展示はほとんど行わず、近隣の主婦が集まりやすい空間作りをした。
「平日は人が来ませんので、カルチャー教室などに利用してもらおうと考えています。そこで、主婦の方に好まれるようなテイストの内装にしました」と中村社長。
2012年4月7日、8日で行ったオープンイベントには第2会場(パナソニックショールーム)と合わせ約70組が来場。25~30組の現調依頼があった。新店舗での初年度売り上げはスタッフ6名で2億5000万円を目指す。会社全体では7億円の売上高を計画している。
「大手事業者も力を入れてきているので、ぶつからないような戦略で、徐々に売り上げを伸ばす年輪経営をしていきたいです」(同社長)

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