神奈川県で不動産仲介や新築分譲で約240億円を売り上げる不動産会社のリスト(神奈川県横浜市)は、今期からリフォームの元請け受注を開始した。
同社は昨年から仲介する中古戸建て全件に無料のインスペクションを行うサービスを開始。瑕疵が見つかった場合は売主の費用負担でリフォームをし、同社の負担で5年間の中古住宅瑕疵保険を付与して販売してきた。
これまでこのサービスを活用した物件は52件あったが、多くのケースでリフォーム工事が発生していた。外部のリフォーム会社を紹介していたが、今後は、同社の建築部門で受注して行く。過去の改修案件は瑕疵にまつわる工事が多いだけに、平均受注単価は100万円を超えていた。
「今回の元請け開始は、売り上げが上がるというより、当社がリフォームまで一貫して担当することでお客様の使い勝手を高めることが目的です」(流通事業本部流通営業部 鎌田友和部長)

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