新築・ビル建設などを手掛ける近藤グループのリフォーム会社、近藤リフレサービス(埼玉県ふじみ野市)は、太陽光発電システムの販売を強化している。目標は2012年10月の決算までに50棟の販売。今年の1月から注力し始め、既に25棟の受注につながっている。前年の販売実績は約5棟のため、今期は大きく販売数を伸ばしそうだ。太陽光発電の売り上げも含めて、今期の全体のリフォーム売上高計画は13億円となる。
住まい統括部リフォームグループマネージャーの粟飯原(あいはら)美明氏は「太陽光発電の提案は専門的な知識を持つ担当者と営業マンの2名でチームを組んで行っています。さらに、現地調査、取り付け工事は屋根職人が担当し、雨漏りのない安心な工事ができることを売りにしています」と話す。
また、屋根の葺き替えや、外壁塗装なども合わせて提案することで、300万円近くまで受注単価を引き上げている。
同社は年間2500件ほどのリフォーム工事を手掛け、前期年商は10億円。営業対象のメーンはグループの近藤建設が建てた新築戸建て住宅。ストック数は1万5000件ほどあり、ここからの売り上げが6〜7割を占める。埼玉県内に6拠点(ふじみ野市、川越市、鶴ヶ島市、所沢市、朝霞市、さいたま市)、東京に1拠点(武蔵村山市)ある。埼玉の拠点はそれぞれ新築の住宅展示場と同じ拠点となる。営業マンは22名体制。

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