フジ創ホーム(富山県高岡市)が約2年前にスタートした「リブート住宅」は現在、20棟以上を手掛けるまで成長している。「リブート」とは"再起動"の意味。断熱材にはセルロースファイバー、サッシにはアルミと樹脂の複合断熱サッシを使用するなどこだわりを持つほか、厚さ30ミリの桐の無垢材を採用した床は「夏にサラサラして気持ちがよい」ととりわけ好評だ。平均単価は坪50万円程度。「リブート住宅」専用のテレビCMが地元テレビ局で放映されており、CMを見て問い合わせてくるケースも多い。

▲荒井里江社長、本多剛専務が出演するフジ創ホームのテレビCM
一方、同社ではモデルハウスを一切持たずに営業展開している。これについて本多剛専務取締役は、「モデルハウスがきれいなのは当たり前。お客様にはオーナーさんのお宅を訪問し、木の経年変化などを見てもらいたいのです。モデルハウスを持たないことで2億から3億円の経費削減にもつながっています」と話している。
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