【マンション大規模修繕売上ランキング2020】1位は大京穴吹建設

2位は専業の建装工業

　今回、編集部では外壁や屋上、エントランスといった、マンション共用部の大規模修繕工事を行っている有力企業の調査を独自に実施した。同事業の年間売上高をベースにランキング形式でまとめた。

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《目次》​

1) トップ3企業は300億円超の売上高に

2) 【有料会員限定公開】4位・5位企業は？

3) 【有料会員限定公開】6位以下は、独立系の工事会社・管理会社が目立つ結果に

1) トップ3企業は300億円超の売上高に

　大規模修繕工事の売り上げ規模で全国1位を獲得したのは、大京穴吹建設（香川県高松市）。売上高は374億円。同社は、新築分譲から管理までを行う大京グループ（東京都渋谷区）の1社。グループ2社で管理する9616管理組合、53万6522戸（19年3月時点）をターゲットに大規模修繕事業を展開している。

　344億5000万円で迫るのが建装工業（東京都港区）。明治36年に塗装業として創業してから115周年を迎える同社は、社会インフラやプラント、ビルなどの塗装工事で成長してきた。近年は、マンションの大規模修繕事業も拡大。独立系トップの2位に食い込んだ。

　3位はマンションデベロッパーの長谷工リフォーム（東京都港区）。事業売上高は、300億2000万円だった。トップの大京穴吹建設と同じく、新築マンションの供給から管理、修繕までをグループで完結させられる点を強みに業績を伸ばしてきた。

2) 【有料会員限定公開】4位・5位企業は？