毎月のイベントで3000万円の受注
年商8億円、リフォームで4億6000万円を売り上げる東陽住建(愛知県一宮市)は、本社にさまざまなショップ、施設を併設することでユーザーとの日常的な接点を増やすことに力を入れている。「地域に根差した中華料理店は、派手さがなくてもつぶれません。それは、地域の人たちが子供の頃から通っているから。目指すのはそんな会社です」と中井義也社長は話す。
「まちの電気屋さん」としての顔も持つ
同社の本社は、広さ50坪のショップスペース、60坪のモデルハウス、40坪の事務所スペースの3つで構成されている。
ショップスペースに入ると、まず目に入るのが、岐阜県加茂郡東白川村の公式アンテナショップだ。ここでは、まな板や椅子、神棚といった木工品、リンゴやトマト、紫蘇のジュースなど、同村の特産品が販売されている。左手に向かうと、「EDION東陽住建でんき館」のスペース。こちらは、乾電池や電球といった消耗品から電子レンジやコーヒーメーカー、炊飯器といった電化製品などを販売する「まちの電気屋さん」だ。要望があれば、乾電池1つでもユーザー宅へ配達している。
東白川村のアンテナショップでは同村の特産品を販売

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