クオリカ(東京都新宿区)が販売するIoT技術を活用したヘルメットマウント型ウェアラブルデバイス「iBowQube(アイボウキューブ)」が施工現場で注目を集めている。
離れた場所から作業指示が可能
これは、アタッチメントとしてヘルメットに装着できるコミュニケーションデバイス。カメラやマイクといった電子機器をハンズフリーで操作できる点が特徴だ。離れた場所からでも、リアルタイムで現場の映像を見ながら音声で作業の指示を出せる。
現在、社会インフラの整備や工場の生産設備の保守を行う会社を中心に10社が導入済みだ。「若手への技術継承や外国人の活用が課題の建設業では、特にニーズがあるはず。今後は撮影・録音したデータの管理・活用などをさらに充実させ、より使いやすいデバイスにしたい」(齊藤俊也IoTビジネス推進部長)

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