コロナに負けないリフォーム経営 ~業務効率化~ (4)
新型コロナの影響で、勤務体系を原則テレワークにするリフォーム会社が増えてきている。そこで課題となるのが、社員間のコミュニケーション。電話やメールもいいが、より便利なコミュニケーションツールとしてチャットアプリが注目されている。
10万社超える利用
「ビジネス版LINEの利用者が10万社を超えました」。こう話すのはワークスモバイルジャパン(東京都渋谷区)の石黒豊社長だ。同社はLINEの兄弟会社で、親会社はどちらも韓国のネイバー。5年前に設立し、法人向けのチャットアプリ「LINE WORKS」の販売を手掛け、年々導入企業を増やしてきている。
ビジネス版の「LINE」でコミュニケーションや営業活動を
使い方はLINEと同じで、メンバーにチャットしたり、グループを作って会話することができる。「ITに苦手意識の強い方でも気軽に導入していただけています」(石黒社長)。国際基準を満たしたセキュリティ機能があるため、プライベート用のLINEではなく法人版を選ぶ企業が多い。
最近は建築・建設系の利用者が増えていると石黒社長。「ある建設会社さんは、現場の状況をスマホで撮影して、そのまま投稿して、スピーディに現場の状況を報告しています。プロジェクトごとにグループを作って、今日はここまで完成しました、といったように使われているケースが多い」(石黒社長)
営業活動にも+
ビジネス版LINEのリフォーム会社向けに使える機能として、通常のLINEアプリを持っている人と「友だち登録」すれば、トークすることができる点を石黒社長は指摘する。
「例えば、オープンハウスさんでは営業マンが見込み客であるお客さんとLINEで繋がり、『物件を見に来ませんか』といったトークをしました。これによってアポイントのサイクルが早くなったり、成約速度が上がったりしています。車のディーラーさんや生保レディさんの他、ヘアサロンでもよく使われています」
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