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《新型コロナ対策》「会わない」OB訪問、試行錯誤

《新型コロナ対策》「会わない」OB訪問、試行錯誤

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DMに切り替え、延期も

 新型コロナ感染拡大を受け、リフォーム会社のOB訪問の方法が変わってきた。濃厚接触しないよう、会話する距離に気をつけたり、DMに切り替えたりと試行錯誤が続く。リピート受注は売り上げの柱の会社が多い。健康配慮に気をつけつつ売り上げを伸ばす方法を探った。

コロナ禍におけるアフターフォローの工夫

会話は2メートル離れ5分まで

 リフォーム売上高950億円のうち90%以上をOBからのリピートで稼ぐ積水化学工業(大阪府大阪市)は、4月7日に発令された緊急事態宣言を受け、そのエリアのOBの定期点検を延期した。電話等で説明し、事態が終息した後に改めて日程を調整するという対応を取っている。「お客様とスタッフの安全を守ることを最優先に業務を行っています。点検の延期によるリフォーム受注の落ち込みは避けられない」(広報担当者)

 健康に配慮しつつも、なんとか接点を保とうとする取り組みも始まっている。2000件超のOBを対象に専任の女性スタッフが定期訪問を行っているタカラ産業(岡山県津山市)は、マスク着用、2メートル以上離れて会話をするように変えた。訪問時間は原則5分以内。「お客様との重要な接点であり、スタッフの訪問を楽しみにしてくださっている方も多い」と河本義登社長は話す。

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