住宅設備・建材卸、ホームセンター事業などを手掛けるヤマケン(山形県山形市)は2012年9月1日と2日の2日間、山形市内にあるショールーム「新生活館」で秋のリフォームフェアを開催した。

山形市内にあるヤマケンの新生活館
同社では15年ほど前から、春と秋の2回、相談会を継続して開催しており、毎回100組を超える来場がある。顧客層は新規4割、OB6割。集客には、水まわり設備の特価販売などを目玉にした新聞折り込みチラシを5万部ほど配布した。
「毎回来場者の6割くらいの方から見積もりを頂いています。長年継続してこの相談会を行っていることを地域の人に知られているため、この機会を見計らって相談する方が多い」(田中秀雄取締役)
同社では半径2キロ程度に商圏を絞って地域密着営業を展開。平成6年に事業を開始し、顧客数は約2000件。6名で年間600件ほどの工事を手掛け、2億5000万円を売り上げている。売上高のうちOBからのリピートが7割を占めている。「依頼があればすぐに来てくれるというお客様との距離感が近い点が選ばれている理由だと思います」(同取締役)

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