コロナ禍の今、採用がなかなか厳しい会社も少なくないだろう。その状況下で重要となるのは、社員の離職を防ぐことと社員のスキルアップだ。離職率が低い会社と社員研修に注力している会社をリポートする。
4~6月は毎日Zoomで飲み会を行い、社内コミュニケーションが活発だった(iYell)
iYell
設立以降、退職者は4人のみ
働きやすさと働きがいを重視
社員が離職せずに定着する会社をどう作れば良いのか。
2016年設立以降、これまで退職した社員は4人という定着率の高さを誇るのが、住宅ローン関連サービスを提供するiYell(東京都渋谷区)だ。現在社員数は123人。
離職率の低さについてiYellists Partners Officeの安居麻美室長は「一番の根底にあるのは、人を大事にするという当社の価値観。社員のために働きやすさや働きがいのある環境を作ることで、社員が会社に定着し、愛社精神が深まっていると思います」と語る。
同社では働きやすさや働きがいのある環境を作る制度に注力している。例えば、10以上ある横断プロジェクトの一つである女性活躍委員会では、女性がいろんなライフステージにおいていかに楽しく働けるかを話し合っている。「仲間とプライベートだけでなく、仕事でも楽しく交流をもてる関係を大事にしています。やはり一緒に働く人が良い人だと、働くことを楽しめやすい。楽しく働ける環境が、働きやすさにつながっていると思います」(安居室長)
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