テーマ:営業
コロナ禍で一挙に進んだオンラインセールス。直接会って提案するのがリフォーム営業の定番だったが、デジタルツールを上手く使いこなし、「非対面」で受注を伸ばす企業も出てきている。2021年は営業の大改革が起きそうだ。
リアルターソリューションズ
LINEやり取りだけで受注
リフォーム売上高1億9000万円のリアルターソリューションズ(滋賀県草津市)はLINEを使った営業で生産性を高めている。
例えば、給湯器やトイレ単品の交換の場合、現調のために訪問しないことで移動時間を削減。現状や商品の品番などをLINEを通じて送ってもらい、同社は状況を確認した上でおすすめの商品の提案書と見積もりをPDFデータにして送り返す。
施主に今付いている給湯器や品番を撮影してもらい、画像を送ってもらうことで現調とほぼ同じことが遠隔で可能。チラシに載っていた商品を取り付けられるかどうかの確認をLINEで行っている
例えば給湯器は月間10~15件ほどの問い合わせがある。相手の家に訪問することもなければ、電話すらしないが、引き合いからの成約率は4~5割。これは対面営業と変わらない水準。「もし訪問する場合、往復で30分かかるのは普通です。これがなくなれば業務効率化になる」と内山義之社長。

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