リノベーション協議会(東京都渋谷区)が主催するリノベーション・オブ・ザ・イヤー2020で、初めての総合グランプリを獲得したのが、前期リフォーム売上高約80億円のフレッシュハウス(神奈川県横浜市)だ。受賞物件は「リモートワーカーの未来形。木立の中で働く。住まう。」。お客のニーズをしっかりと引き出し、5年前からフルリフォームを強化した成果が出た。
受賞物件の内部。シンプルなデザインが特徴
フレッシュハウス(神奈川県横浜市)
シンプルさ追求のリノベ
今回の物件は、山梨県内にある元々別荘だった1階建て、58平米の平屋。築50年以上経っており、物件自体には施主の母が住んでいたが、母が亡くなって以降は空き家に。施主はそれまでも3カ月、半年に1回来て、掃除やメンテナンスをしていた。
「しかし調査時点で雨漏りが酷く、解体し躯体を見たところ壁なども予想以上に劣化し、傷んでいました」と、甲府営業所で営業担当の長澤巧主任は語る。
「家族内で物件を手放すかどうか話し合っていたと聞きます。建て壊しも検討しましたが、幼少期に避暑地で使っていた思い出の場所で、なくすのは寂しい。プログラマーでリモートワーカーである施主が本物件に住み、そのためにリフォームをすることになりました」
窓からは山々を眺めることができる
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