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ルームクリップ、住生活企業のBtoC化を支援

ルームクリップ、住生活企業のBtoC化を支援

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データ分析から販売まで

住まいの実例写真共有サービス「RoomClip」を運営するルームクリップ(東京都渋谷区)は、昨年開始したクラウドサービス 「RoomClipビジネス」に、3月下旬から商品販売機能「RoomClipショッピング」を実装する。

クラウドサービス「 RoomClipビジネス」に商品販売機能「RoomClipショッピング」を実装クラウドサービス「 RoomClipビジネス」に商品販売機能「RoomClipショッピング」を実装

「RoomClipビジネス」とは、住生活関連企業がBtoC化できるサービス。「RoomClip」に集うユーザーの行動データや属性データの分析から、コミュニケーションや販売促進活動、実際の販売までをワンストップで支援する。現在110社が導入している。

例えば、メーカーが同サービスを活用すると、まず顧客と顧客候補とつながることができる。つながりを通して彼らの考えや困りごとが理解でき、それに基づいて商品を企画できる。そして今後は商品の直接販売が可能になる。販売後にも自社の商品を投稿しているユーザーとコメントなどを通じてコミュニケーションをとり、ファン化していく。すると、ファンになったユーザーが商品について投稿をするというサイクルが生まれるのだ。メーカーは自社でコンテンツを用意しなくても、ユーザーの投稿写真を活用して自社ページを充実させることができる。

住生活企業がユーザーと距離を縮め、コミュニケーションをとることが必要だと髙重正彦社長。

「家にある商品のことを生活の中で考える頻度は高くなく、思い浮かべない限りはその商品について発信したり、誰かに話をすることはないと思います。つながりを持つことで考える回数が増えれば、自然に発信してくれるようになります」と語る。「嗜好性やライフスタイルを持つユーザーが消去法で選ぶようなことが起きないように、ありとあらゆるメーカーやサプライヤーにBtoC的な動きが求められます」

この記事の関連キーワード : RoomClip ルームクリップ 総合リフォーム 顧客

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