取り組みきっかけで受注獲得も
毎年、法政大学キャリアデザイン学部のキャリア体験学習の授業に参画し、学生と顧客コミュニティの構築に取り組んでいるのがリフォーム会社の滝島商店(東京都羽村市)だ。同プロジェクトは、協力企業と学生が1年間を通して課題に取り組むというもの。2020年度は、コロナ禍の今ならではの顧客との接点作りを目指した。
コロナ禍の今ならではの顧客との接点作りを目指した
直筆メッセージカードを同封
滝島商店が学生に出した課題は「顧客コミュニティの創出」だ。コロナ禍の中、顧客と接点をどう作るかに主軸を置いて取り組んだ。
例えば、OB約700世帯に赤いだるま付きレターを送った。同企画は、赤いだるまのお守りを作れるキットと作成マニュアルを送付するというもの。キットの内容は折り紙、短冊、鈴。作成マニュアルは、学生がイラストなどを手書きし、あたたかみのある雰囲気となっている。
赤いだるまのお守りキット
さらに、瀧島忠典社長と社員の直筆メッセージカードを同封。「ご安心ください。フレスカはいつでも皆さんのそばに居ます」「人と会いにくい、辛い時ですが困った時はすぐに声をかけて下さいね。近くのフレスカです」などの手書きのメッセージが並ぶ。
直筆のメッセージカードも同封した

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