賃貸物件の現状回復を行うゼン・コーポレーション(神奈川県横浜市)は、今期売上高が2013年8月の決算を控え、前期の1億8000万円を超える2億円に達した。
売上げ好調の要因は、2年前から開始した照明器具の卸売り事業で、今期は前年度比40%増の1億円になる見込みだ。
主な顧客は本社のある横浜市青葉区を中心とした地域の小売店。照明器具を使うならどこでも飛び込み営業を行うが、特に美容室や洋服店など、高価な照明器具を使う業者からの引き合いが多いと、岡澤宜和社長は話す
「このようなお店でも家電量販店で照明器具を買っていることが多い。卸売り業者として量販店の半額ほどで販売できるだけでなく、メンテナンスや電気工事も行えるリフォーム業者ならでは強みで、顧客を増やしています」
また照明器具の販売をきっかけに、リフォーム受注が発生するケースもあり、元請け受注獲得にもつながっている。最近では神奈川県を中心に事業展開する激安美容室チェーンの店舗改装の依頼が、同事業から生まれた。
現在同事業の担当営業社員は1名。同社の従業員数は6名。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/07更新)
-
1655号(2025/07/07発行)24面
-
1655号(2025/07/07発行)9面
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面