リフォーム会社の新規事業立ち上げが相次いでいる。競争が激化する中で既存事業の売り上げがなかなか伸びなかったり、コロナを機に本業一本ではなく新たな事業を育てようとしたりと、各社新たな手を打ち始めている。不動産業やテイクアウトの飲食業、さらには中古車販売を始めるリフォーム店も出てきた。
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◆コロナを乗り越えるリフォーム会社の新規事業とは?
◆壁紙リフォーム専門店登場、コロナ禍のリフォーム専門店の戦略
◆志賀塗装、中古住宅リフォームで初年度3億円の受注に
「中古住宅専門店」という名称で独自性を打ち出し、割安な物件が欲しいユーザーに響いた(志賀塗装)
志賀塗装
不動産仲介とリフォーム事業を融合
「水まわりや塗装リフォームを手掛けていますが、非常に競争相手が多い。何か新しいことを始めないと売り上げが下がってきてしまうと思い、中古住宅のリフォームを始めました」
こう語るのは福島県を地盤とするリフォーム会社、志賀塗装(いわき市)の志賀晶文社長。同社が昨年2月に始めたのが中古住宅のリフォーム事業だ。「わが家」という店舗を市内にオープンし、中古住宅の仲介に加えて、改修の相談にものる新規事業を開始。
昨年10月の決算ではわずか9カ月の期間で、売上高1億円、受注3億円を達成した。新築に比べて半額近い予算で、リフォームされた戸建て住宅が持てると評判で、20~30代の層から問い合わせが殺到。初年度40件の契約に至った。改修単価は800万円、粗利は35%だ。
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