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楽天コミュニケーションズ、広告効果の可視化サービス人気

楽天コミュニケーションズ、広告効果の可視化サービス人気

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契約数は500万件

楽天コミュニケーションズ(東京都世田谷区)が提供する電話効果測定サービス「コール・インテリジェンス」が人気だ。2016年にリリースされ、番号の発行数は現在約500万にまで増加。人気の理由は、電話による問い合わせの「取りこぼし」対策を実施し、販促施策を最大化することができるためだ。

「コール・インテリジェンス」は、広告効果や電話の取りこぼしの見える化を可能にするサービス。具体的には、広告ごとに電話番号を発行した後、電話問い合わせが入ると、どの広告からの入電なのかが店舗側に通知されるというものだ。

サービスの利用料は従量課金のため、登録電話番号数によって異なる。導入費用としては月額1万5000~3万円ほど。

通話履歴やレポート機能も実装しており、流入元の広告が分かるだけでなく、どの日のどの時間帯に取りこぼしが多かったかなどの状況も把握することができる。加えて電話が取れなかった場合でも、店舗へメールで発信者番号を通知することができるため、店舗スタッフがショートメールで自社サイトまで誘導する、もしくは担当者がすぐに折り返しの電話をするといった対応が取りやすい。

「折込チラシを活用することが多い場合は、エリアごとに電話番号を振り分ければ、どのエリアのチラシの反響が多いのかも把握することができる」と同社のネットワークサービス本部パートナービジネス部第一グループの飯沼陽サブマネージャーは話す。

同社の調査によると、リフォーム業や不動産業などは、店舗にかかってくる電話の約20%が通話中や業務時間外であるために対応されていないという。ネオマーケティング社(東京都渋谷区)の「iResearch(アイリサーチ)」によるリサーチによると、サービスや商品の購入が決定している場合の問い合わせ手段は電話が最も高く、その率は67%といわれている。

「電話の取りこぼしを防げれば、購入意欲のあるホットなユーザーをクロージングできる機会を失わずに済みます」(飯沼サブマネージャー)

この記事の関連キーワード : ネオマーケティング社 楽天コミュニケーションズ

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