リフォーム年間売上6億3000万円のライフライン(兵庫県神戸市)は、月額100万円以上だった産業廃棄代を見直し、費用を3分の2まで削減することに成功している。
産業廃棄代の削減を強化
費用は3分の2までカット
自社で産業廃棄物を仕分けするスペース
なぜ経費削減に成功したのか。理由は、自社職人が3つの仕事を担当しているからだ。
1つ目は、運搬のコスト削減。工事後にゴミ回収する際、外注で業者に来てもらうと、その分の費用が発生してしまう。また、工事後は回収まで施主宅にゴミが置かれたままのケースも多くなる。これを解決するために、自社職人は収集運搬業の許可を取得。自家用車で自社まで運んでいけるようにしている。「完工後にゴミをすぐ自社で回収するため、お客様にもご満足いただけていると思います。他社との差別化にもなっていると感じます」と笠松寛社長は話す。
2つ目は仕分けのコスト削減。これも自社職人が作業の一環として行うことにより、外注費用が節約できる。同社では、分別をするための場所を自社敷地内に用意している。定期的な回収日までは、金属や木くずなどを分別して保管しておく。

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