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IoTBASE、点検業務をリモート化

IoTBASE、点検業務をリモート化

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3年連続稼働するIoTカメラ

現場やメーターの値などを自動で撮影することで、目視巡回点検をリモート化できるサービスがある。IoTで企業のデジタル変革を支援するIoTBASE(東京都豊島区)の現場管理支援SaaS型クラウドサービス「Canvas」だ。

IoTBASE 目視点検を行っている場所にIoTカメラを設置するだけで遠隔監視を実現目視点検を行っている場所にIoTカメラを設置するだけで遠隔監視を実現

普段、巡回点検をしている場所にカメラを設置することで、離れた場所にある点検場所や高所など、危険場所を自動で撮影。これまで人が向かい、確認しなければならなかった業務を効率化することができる。

低消費電力のIoTカメラに接続対応したことで、1日3回の現場撮影をした場合、約3年連続動作する。

「IoT導入時に課題となりやすい、大掛かりな設備投資や設備の設置工事は一切不要です。目視点検を行っている場所にIoTカメラを設置するだけで遠隔監視が実現できるため、導入しやすいことが特徴です」(澤和寛昌代表取締役)

IoTカメラから取得したデータはインターネット経由でクラウドに送信されるため、離れた場所にいても、撮影した写真をパソコンやスマートフォンなどさまざまなデバイスで確認することができる。

サイズは縦125.5mm×横139.9mm ×厚み24.5mm(最薄部は13.5mm)だ。アタッチメントも豊富に用意されており、現場環境に合わせて最適な形で設置することができる。

初期費用はデバイスを購入する数万円程度のみ。その後は基本利用料と台数に応じたデバイス利用料金を支払うことで、サービスが利用できる。契約は1年間から受け付けている。利用環境によって異なるが、料金は月額5万円から。

「来年中に100社の導入を目指します。現場業務全体のデジタル化を進めていきたいです」(澤和代表取締役)

この記事の関連キーワード : IoT IoTBASE カメラ クラウド 現場管理

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