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ベターライフリフォーム協会、登録会員を3段階で評価品質ガイドラインに新たな規定

ベターライフリフォーム協会、登録会員を3段階で評価 品質ガイドラインに新たな規定

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国土交通省「住宅リフォーム事業者団体登録制度」の登録団体であるベターライフリフォーム協会(以下、BLR協会)(東京都千代田区)は、このほど展開していたリフォーム業務品質ガイドラインに3段階のレベルを設けた。リフォーム会社の品質を見える化し、消費者により安心感を提供することが目的だ。

ベターライフリフォーム協会 レベル1~3までの段階を設定レベル1~3までの段階を設定

業務品質審査は、リフォーム事業者が行っている業務の進め方や顧客への対応について、BLR協会が定める「リフォーム業務品質基準」(全17項目)をもとに、第三者が客観的に審査を行う。入会時に加え毎年の審査と3年ごとの立会い検査が実施する。

今回新たに作った評価基準では、登録会員をレベル1(適合)レベル2(良)、レベル3(優)の3段階に分類。評価基準は、業務品質基準を満たすレベルで、口頭指示や経験に基づき業務が行われている状態をレベル1、業務品質基準をより確実に満たすために、業務方法や記録様式などが文書化されており、顧客からの承認なども文書で行われている状態をレベル2、レベル2の業務をよりよくするための改善や社員の教育訓練が行われて、顧客のためにより良いサービスなどを実施している状態をレベル3としている。

613社(2021年9月現在の会員数)の登録会員数を抱えるBLR協会だが、新たにガイドラインを設けたことで審査内容が明確化し、現会員の9割が賛同の声を寄せている。

「安心に対してしっかりリフォーム事業に取り組みたい、その姿勢を顧客へPRしていきたいという会社が非常に多いということが分かりました」(飯田明常務理事)

今後セミナーを開催し、ガイドラインの内容を説明する機会を設け、同時に事業者がレベルアップをするための支援も行っていく。

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