ライフライン、新人の仕事紹介する「ひよこ日誌」が採用に効果

入社後のイメージ伝え信頼獲得

ライフライン（兵庫県神戸市）ではホームページをショールームスタッフが運営し、採用に効果を発揮している。

「ひよこ日誌」では、新人がブログ作成を担当。業務の取り組みなどを紹介している

特徴的なのは、「ひよこ日誌」という新人スタッフの仕事での取り組みを紹介するページだ。新人プランナー2人が担当する「未来のプランナー編」と、ショールームスタッフの橋川知可子氏が内容を担当し、若い職人の取り組みをリポートする「職人塾編」の2つから構成されている。

このページの利点は2つ。1つは、採用面での効果だ。ホームページから新人スタッフの取り組みや会社の様子を知ることができるので、面接希望者の信頼も得られる。同社の直近の採用活動では30～40人ほど応募が集まり、うち新卒で職人が1人、中途入社2人の入社が決まった。同社の笠松寛社長も、ホームページの効果を感じていると橋川氏は話す。「弊社の社長も、『応募者の中には、ひよこ日誌を見て、この会社で働きたいと思ったという方がいた』と聞いています」