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【マンションリフォーム売上ランキング2021】1位は住友不動産で160億円

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【マンションリフォーム売上ランキング2021】1位は住友不動産で160億円

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マンションリフォーム売上ランキングBEST100

マンションの専有部リフォームで最も売上高が大きい企業はどこか。本紙編集部では独自調査を行い、売上高が大きい順にランキング化した。1位は住友不動産グループ(東京都新宿区)で売上高は160億円。今回のランキングではリフォームの総売上に対して、マンションが何割占めるのか「比率」も掲載した。

マンション改修トップは住友不動産
アートリフォーム、ナサホームが躍進

マンションリフォーム売上ランキング2021_1位

1位の住友不動産グループは前回に続いて1位を維持したものの、約17%の減収となった。コロナ禍で集客イベントができなかったことが背景。全面改装商品「新築そっくりさん」が売りだが戸建てがメイン。マンション版は近年強化中だが全体売上のうちの比率は15%ほどにとどまる。

住友不動産同様、大手不動産会社のリフォーム事業は伸び悩みの傾向が見られる。ベスト10では、三井不動産グループ(東京都中央区)が前回同様5位をキープしたものの約16%減収の47億円。大京穴吹不動産(東京都渋谷区)は前回6位から7位にダウン。約16%の減収で45億3000万円だった。さらに東急Re・デザイン(東京都世田谷区)も前回7位から9位にランクダウンし、前年比約17%減の40億9000万円だ。

マンションリフォーム売上ランキング2021_2-3位

一方、コロナ禍にも関わらずなんとか前年並みの売上を確保しているのはリフォーム専業企業。2位のニッカホームグループ(愛知県名古屋市)はほぼ横ばいの88億円。賃貸マンションのリフォームに強い3位のハウスクリニック(東京都八王子市)もほぼ横ばいをキープ。マンションリノベーション特化のリノベる(東京都港区)も前回同様4位を維持し、売上は約4%減にとどまった。

マンションリフォーム売上ランキング2021_4-25位

さらに好調なのが関西のリフォーム専業会社だ。同率5位のアートリフォーム(大阪府吹田市)は前回10位からランクアップで、17%増収という結果に。大本哲也社長は増収についてウェブ広告への投資を増やしたことが1つの要因だと話す。「コロナの前に比べると少なくとも5割以上は広告費を増やしています。また、マンションが多い関東エリアでの売上が3割増えるなど、新しい支店が伸びてきています」。また、同じく大阪のナサホーム(大阪市)も前回11位から8位に。約13%増収で、マンション比率も約6ポイント増の59%に。

11位から25位で注目すべきなのが、「マンション買取再販」系企業だ。中古物件を買って販売するマンション買取再販ビジネスが活況だが、その内装工事を手掛ける会社が多数ランクイン。例えば、今回初登場の12位バウテック(神奈川県横浜市)はマイプレイス(同)という大手再販会社で設計・施工を担う。売上高は34億7000万円もある。ただ下請け的な仕事だけではなく、直接エンドユーザーからの元請けも手掛けている。同様なビジネスを展開しているのが、14位インテリックス空間設計(東京都目黒区)。インテリックス(東京都渋谷区)という大手再販のグループ会社。15位リノステージ(東京都文京区)も24位の未来都市グループ(東京都足立区)も同様だ。

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