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【外壁塗装】No.1の称号活用で問い合わせが10倍に増えた差別化戦略とは

【外壁塗装】No.1の称号活用で問い合わせが10倍に増えた差別化戦略とは

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建築業界に向けてブランディング支援を行うブランディングテクノロジー(東京都渋谷区)は、外壁塗装業界における差別化戦略として「No.1の称号」を活用することで地域内の認知度向上を図り、集客力を向上させるノウハウを持つ。今回は高知県のM'sペイントがゼネラルリサーチ社の調査によって三冠を獲得し、その称号を生かしたブランディングと集客力の強化を実現した事例を紹介する。

No.1の称号を生かし、ブランディングと集客力の強化を実現したM'sペイントの森本博和社長に話を聞いたNo.1の称号を生かし、ブランディングと集客力の強化を実現したM'sペイントの森本博和社長に話を聞いた

「丁寧で高品質な施工をしてくれる会社」と見られるように

──1年ほど前にNo.1称号を取得し、それを活用することでエンドユーザーへの会社の見せ方を変えたとか。

そうですね。それまでは他社との違いについてそこまで強く訴求していませんでした。しかし、塗料の性能について間違った説明をしたり、金額をごまかして提示する会社が徐々に目立つようになり、塗装を検討する方が「どんな会社か」「信頼できる会社なのか」を重要視するようになったのではないかと思うようになりました。特に初めて塗装を検討する方などは会社の選定が難しいと日頃から感じており、一目で安心・信頼できる会社ということがわかるような判断基準を発信することで、お客様にわかりやすく会社の特徴が伝えられるのでは、と考えたんです。あわせて、自社の職人にもNo.1を取得した会社の職人として誇りを持ってもらい、品質を落とさないようしていくことが必要だと思いました。そこで、No.1の称号を活用し、会社の見せ方を変えていきました。

──元々は集客においてどのような課題を持っていましたか。

相見積もりになった際の成約率と現調依頼の獲得方法についてです。問い合わせ件数と成約率が月によって大きく変動し、現場数が安定せず悩んでいました。外壁の劣化状態や外壁材の種類によって適した塗料の選定や、お客様の要望に沿った適切な提案をしても、最終的には金額で負けてしまうケースが多く、当社に依頼する価値をうまく打ち出せていないことが大きな要因だと考えてました。

──会社の見せ方を変えた後はどのように変化しましたか。

反響は大きかったですね。「丁寧で高品質な施工をしてくれる会社」として見られるようになったと感じます。その証拠として、高知県で初めて3つのNo.1を獲得した会社という事でTV局からの取材をいただきました(笑)

M'sペイント 3つのNo.1を獲得したことへの反響は大きく、TV局からの取材も受けた3つのNo.1を獲得したことへの反響は大きく、TV局からの取材も受けた

また、ホームページにNo.1称号とNo.1獲得背景、強みを端的にまとめた動画を掲載したことによって県内のお客様のみならず、県外のお客様からもご相談をいただくようになりました。エムズペイントを知ってくださった数多くのお客様へ自社の特徴や強み、他社との違いを感じてもらえていると感じます。No.1を3つ取得した塗装店として恥じないよう下請けは一切使わず、当社を選んでいただいたお客様に対して一途に向き合えるよう月の施工現場数は4件までと定め品質担保を徹底しています。

M'sペイント No.1獲得を打ち出すことで県外からも問い合わせが来るようになったNo.1獲得を打ち出すことで県外からも問い合わせが来るようになった

ホームページからの問い合わせが1件→10件に増加

──現調の問い合わせは月にどれくらい来るのですか。

問い合わせ自体は、月に10件~15件ほど来るようになりました。元々電話での問い合わせがメインで、ホームページの問い合わせは月に1件前後だったのですが、現在は月10件ほどです。LINEの公式アカウントへ友達登録をしていただいた方からの問い合わせも月に5件前後いただいており、おかげさまで半年先のご予約をいただけるほど忙しくさせてもらってます。

──ホームページやLINEなどのWebの施策以外でのNo.1の活用方法を教えてください。

名刺やチラシ、見積書を送付する封筒など様々なところで活用しております。でも、やはり最もNo.1のインパクトが伝わるのはホームページですね。また、高知県で正式なNo.1を訴求している会社は数少ないので先駆けの施策を行ったことにより功を奏していると思います。あわせて、見てもらう環境を増やすことで「No.1称号を3冠取得した信頼できる会社」という自社のブランドを築き、お客様に選んでいただけるよう地域内に発信していきたいと考えてます。

M'sペイント 高知県でNo.1を訴求している会社は数少なく、先駆けの施策を行ったことが功を奏していると分析高知県でNo.1を訴求している会社は数少なく、先駆けの施策を行ったことが功を奏していると分析

──今後のWeb施策についてはどのように考えていますか。

Webメディアとマスメディアを組み合わせ、高知県No.1の会社としてのブランドをより多くの人、ひいては県民全員に発信していきたいと考えています。また、No.1称号取得と同時期にLINEの公式アカウントへの誘致を行っており現在230人ほどご登録いただいておりますので、ご登録いただいている方へ月に1度情報を発信し、ご納得いただいてご依頼をいただけるような環境をさらに整えていくところと、登録者数をより伸ばしていき長期的に安定したお問い合わせをいただけるよう取り組んでいきたいと考えています。

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ブランディングテクノロジー 地域1番店になるために元請け依頼を倍増させるブランド戦略とは

ブランディングテクノロジーはリフォーム会社、外壁塗装会社に向けて、「地域1番店になるために元請け依頼を倍増させるブランド戦略とは」というテーマでNo.1の称号の有用性と成果に繋がるための活用方法、実際に元請けの依頼が急増した顧客事例について紹介する無料のオンラインセミナーを実施予定。

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