長野県内の工務店、ビルダー17社がリフォーム受注を強化すべく、団体を組織した。その名前は「NAGANOリフォームビルダーズ・クラブ」。主催するのは、建築資材商社のカネト(南佐久郡)だ。地方商社が工務店、ビルダーをまとめ、リフォーム、リノベーションを強化するユニークな取り組みを追った。【リポート/編集部 高田遥介】

リノベーションギャラリーは、戸建てとマンション両方構える。2戸とも同社が購入した
専用打ち合わせシート開発
現在3期目となる同クラブには、県内の工務店、リフォーム会社17社が東信、北信、北軽井沢地域に分かれ在籍。会員費用は年12万円だ。
クラブに問い合わせがあった場合、会員企業に紹介する。リフォーム受注につながった際は、極力カネトが建材、商品を提供。工務店やリフォーム会社と安定、かつ継続的な関係を築く。同クラブ経由での受注件数は5件ほど。
主な取り組みは、リフォームの集客から接客、パースの描き方といった受注までの勉強、情報共有。外部やメーカーから講師を招き、業界の流れや他地域でのリフォーム成功事例を伝える。現在は月2回のペースで研修会を実施する。
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