滋賀県で3店舗を運営する桃栗柿屋(東近江市)が好調だ。直近のリフォーム売上高は、その前の期と比較して125%の7億5000万円を記録。3店舗ともショールームにし、大型案件から水回りリフォーム特化に切り替え、契約率アップと粗利益確保を進めている。
【リポート/編集部 高田遥介】
3店舗を全て水回り特化
25%増収の7.5億円に
水回り商品に特化したことで、提案もしやすくなったと社員からも好評だ
水回り40台以上展示
同社が本社にショールームを構えたのが2020年。そこから相次いで、彦根店パリヤ内、長浜米原店もショールーム化した。「いずれの店舗も、水回り商品を43台、45台設置し、水回りリフォームに特化した店内にしています。ショールームオープン前までは総合リフォームを謳い、小工事からリノベーションまで手掛けていましたが、今は水回りリフォームが全体の工事件数の半分を占めています」(リフォーム事業部統括責任者・石川正義氏)
去年は全体で1050件のリフォームを手掛け、500以上は水回り。その前の年が全体で800件ほど、水回りは400弱だった。
「水回りリフォームが増えると、単価は落ちますが利益が落ちにくい。それは、仕組み化がしやすいからです」

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