窓、玄関リフォ―ムを軸に年320件の案件を手掛ける戸谷硝子住建(愛知県海部郡)は、インスタグラムやホームページ集客を強化し、リフォーム売上高1億円を目指している。前期はリフォーム売上高9500万円と、わずかに届かなかった。中心となって動いているのは、同社3代目の戸谷太専務取締役とその妻だ。
【リポート/編集部 高田遥介】
専務の妻がインスタ担当
インスタグラムの施工事例では、写真だけでなく解説を細かくしわかりやすくする
同社では近年、現調で施主宅を訪れると「インスタグラムを見ました」、「インスタグラムの画像がわかりやすい」、「Googleでの口コミを見て連絡しました」と言われ、ネット経由で問い合わせにつながった事例が増えていると話す。
「インスタグラムの画像編集、投稿は妻が担当しています。意識しているのは、一般目線から見たわかりやすさ。ホームページも同じ画像を活用し、どちらから来てもわかりやすくしています」(戸谷専務取締役)
インスタグラムの投稿内容を見ると、商談内容や導入商品、導入背景とその特徴が細かく記載されている。ある玄関ドアリフォームの事例では、YKK APの新商品ドア「断熱ドアヴェナートD30」を採用。施主が子供に鍵を持たせないで済むこと、スマートフォンアプリで施錠可能な点から顔認証システム付きの同商品を選んだと、背景まで細かく書かれている。

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