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首都圏18店展開のBXゆとりフォーム360度カメラ「RICOHTHETA」活用で業務効率化やPR効果に期待新商品「THETAX」も試用

首都圏18店展開のBXゆとりフォーム 360度カメラ「RICOH THETA」活用で業務効率化やPR効果に期待 新商品「THETA X」も試用

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リフォームや新築建設の現場で、施工管理や事例記録として活用されている、360度の撮影カメラ「RICOH THETA(シータ)」。活用事例の第三弾は、首都圏を中心に18店舗を展開しているBXゆとりフォーム。営業企画部の久松光雄氏と座間氏にTHETAをどんな場面で使用し、今後いかに活用していくのかを聞いた。

営業企画課の北見啓輔氏(左)久松光雄氏(中)と座間友理香氏(右)営業企画課の北見啓輔氏(左)久松光雄氏(中)と座間氏(右)

撮り忘れ防止に効果的

── THETAはどの場面で使われたのでしょうか。

久松: 主に現場調査です。ちょうど空き家でお客様がいらっしゃらず、家具や家電のない現場だったので、リビングの広い空間の真ん中に「THETA」を設置し、撮影しました。やはり天井や床も含めて隅々と写すことができ、通常起こりがちな「この箇所を撮り忘れてしまった」というミスも防止できました。

─― 撮影した写真は、どのような用途で使用したのでしょうか。

座間: 企画課の社員がパースを作成する際に使っています。弊社では、お客様から「和室を洋間にしてほしい」「キッチンの向きを変えてほしい」などの要望があった際、パースを作成してご提案しています。その作成の際、部屋の写真が必要なのですが、手元に通常の平面写真しかない場合、作成に時間がかかってしまうのです。一室の中でも場所ごとにその都度撮る必要があり、写真を渡されたデザイナーが部屋の構造を理解するのに時間がかかったり、天井の高さがわからなかったりするなど、手間が多くあるからです。また作成のために撮るべき写真が多くあるため、動画で撮影したこともありましたが、容量もかなり幅を取ってしまっていました。

しかし、「THETA」で空間写真を1枚撮っておくだけで、その手間が省けて、スムーズにパース作成に取り掛かることができました。

360度カメラはパース図を作るときに効果的と話す座間氏360度カメラはパース図を作るときに効果的と話す座間氏

パース図作成の時間を削減

── パースは普段、多く作成しているのでしょうか。

座間: いいえ、お客様や営業担当によって違うため、そこまで多くはありません。しかし、今後パースの作成を増やす場合、360度で撮影した写真があると非常に時間短縮になると思うので、期待したいと思います。

── 他にも効果的な使用方法はありますか。

久松: 今後は施工事例としても使用できそうだと思いました。定期的に同じ場所に「THETA」を置いて撮影し、解体から完成まで、ストーリー的にビフォーアフターの事例を示すことができれば、完工後の記念写真として残したり、 今後契約を考えているお客様の受注につながったりすることが期待できそうです。

─― 使用する上で不具合や問題はありませんでしたか。

座間: 特段ありませんでした。ただ、社用スマートフォンを使用しているため、アプリのダウンロード制限があり、「THETA」専用アプリをはなしで使用しました。アプリをダウンロードしていれば、撮影直後にその場で写真を確認できるそうなので、今後はそういった社内事情を整備し、より活用していけたらと思います。

ショールームの撮影に可能性

商談会などでも使えそうと話す久松氏商談会などでも使えそうと話す久松氏

─― ほかにも、今後使えそうな用途はありますか。

久松: ショールームに効果的だと思います。作品のような施工事例だけでなく、実際に部屋の機能や使い勝手がわかるような写真を撮っておけば、商談会などで使えると思います。

また部屋の様子だけでなく、実際にショールームに足を運ぼうと思っているお客様にも、ソーシャルディスタンスが取れているか、ほどよく活気があるかなど、「これなら行ってみよう」と思えるアピール写真を撮ることができそうなので、より多くの予約に結びつけたいです。

大型液晶画面が搭載されたRICOH THETA X大型液晶画面が搭載されたRICOH THETA X

─― 本体に大型液晶画面が搭載される、RICOH THETA Xも発売されます。

久松: 現場で撮影する道具としては、液晶画面が搭載されていない従来のTHETAだけでも問題なさそうですが、お客様に施工事例などをその場で見せるのであれば、こちらの機種の方が便利そうですね。大きな液晶画面が付いていると、一度使ったら戻れなくなりそうな気はします。

─― 画質の解像度は、最大6000万画素です。

久松: 現場の撮影では、撮影する被写体の位置関係が分かればよいので、そこまでの高解像度は求めていませんが、撮影してすぐ液晶画面で確認できるのは便利だと思います。さらにお求めやすい価格になれば、もっと普及しそうですね。

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