キッチン10台を展示する専門ショールームの開店を起爆剤に、同リフォームの受注を伸ばしているのはミタカ工房(群馬県前橋市・年商6億4000万円)だ。キッチンの受注件数は一年で3割増、平均単価も3割増となった。
受注件数3割増
ミタカ工房が、1600万円を投じてキッチン専門のショールームを開設した。この店舗開設の後押しもあり、4月から8月までのキッチン受注件数は前年の27件に対して今年は36件と、1年で3割も増加。キッチンの注文が増えた結果、水回りリフォームの平均単価は前年の45万円に対し、現在は61万円と35%増となった。
ショールームではキッチン10台を展示している。ポイントは、あらゆるキッチン製品のなかで最低の価格帯から最高級のキッチンまでくまなく展示すること。そして、施工費込みの価格を掲示することだ。例えば低価格帯であればLIXILのシエラが43万7000円。最高価格はクリナップのセントロが344万9000円となっている。

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