前期6億7000万円を売り上げたタカラ産業(岡山県津山市)は、9月に社屋をカフェや雑貨店を併設した「TAKARA+(タカラプラス)」にリニューアルした。新社屋では、これまでも行っていた年4、5回のリフォーム相談会のほかに毎月イベントを開催する。
敷地内で縁日や出店集う「マルシェ」も
リフォーム業界実態調査
販売促進 イベント編
新社屋オープン
イベント盛況
新社屋のテーマは「3世代で楽しめる暮らしのミュージアム」。新設したカフェ「t.cafe(ティー・カフェ)」ではコーヒーと柔らかいワッフルを提供。ワッフルは高齢者が噛める柔らかさで、子供が手づかみでも食べられることからメインの商品に決めた。ほかにバイヤーが厳選したアイテムがそろう雑貨店、家具の「マスターウォールアーキテクトストア津山店」やフォトスタジオを併設した多目的ホール、同社の注文ミニハウス販売スペースを敷地内に展開している。
イベントの様子。家族で来場する顧客が目立つ
10月には社屋リニューアル後初の大規模イベントを開催した。カフェではカップに盛り付けた特別メニューを提供。マスターウォールの家具スペースでブックスタンドを作るワークショップ、フォトスタジオでボディペイントのワークショップなどを行った。他に作家や飲食店の出店が並ぶ「タカラマルシェ」も敷地内で開き、大道芸人のパフォーマンスや子供が楽しめる縁日も用意した。

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