今期売上高20%増を計画
デベロッパーの山万(東京都中央区)はこのほど、リフォーム事業を強化するため、千葉県ユーカリが丘駅に隣接するショールーム「山万ハウジングフォーラム」をリニューアルした。
同社のリフォーム事業売上高は前期ベースで約5億円。今期は20%増を計画している。
ショールームの主な変更点はキッチンを中心としたLDK空間のイメージ展示を充実させたこと。メーンスペースに対面型キッチンを置き、リビングテーブルとひとつながりにすることで、家族が集える空間を提案。住宅事業部の国分修一副部長は「暮らしがワクワクしてくるような展示を心掛けました」と話す。
キッチンを中心としたLDK空間展示を充実させた
オープニングイベントでは、「キッチンを変えると人生が変わる」と題した消費者向けセミナーを開催した。講師はLIXILの樋口恵美子氏。
また、大型スクリーンにリフォーム後の3Dパースイメージが映し出される、打ち合わせブースも作った。
「今課題としているのが、提案力のアップ。このショールームを積極的に活用して、水まわり単品工事だけではなく、付加価値の高い複合工事の成約を伸ばしていきたい」(同副部長)
今後は相談会などのイベントを行っていく考え。
また、今年からスタートした「ハウジングフォーラム通信」でも集客を図っていく。
同社は千葉県「ユーカリが丘」エリアの開発を行っており、同地域にてリフォーム事業も積極的に推進している。
請負のリフォームのほか、エリア内の中古住宅を買い取り、リフォームしてから再度分譲するビジネスも展開している。

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