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コミュニケーション・エンジニアーズ、ノベルティに再生コルク活用家具・内装材の開発も計画

コミュニケーション・エンジニアーズ、ノベルティに再生コルク活用 家具・内装材の開発も計画

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出版物や商品の企画デザインを行っているコミュニケーション・エンジニアーズ(東京都渋谷区)は、2020年に障がい児向け改修の展示「CORKnext」を立ち上げ、リサイクルコルクを使ったノベルティを企画販売している。

コミュニケーション・エンジニアーズ リサイクルコルクを使用したコーヒーフィルターラックリサイクルコルクを使用したコーヒーフィルターラック

リサイクルコルクとは、同社に賛同しているホテルやレストランで集められた使用済みワインコルクを回収し、再利用したもの。回収したコルクを、障がいをもつ人が働くRE機構(東京都墨田区)に運び、選別と洗浄作業を行った後、コルク工場で加工し商品化している。

集まる使用済みコルクの量は1カ月で約1トン。同社はノベルティの企画を通して、コルクのリサイクルや障がい者の仕事づくり、社会参加に力を入れる。

現在商品化しているノベルティはコースター、フォトスタンド、コーヒーフィルターラック、スマホスタンドなど数十種類。商品は社名やロゴマークを入れることもできる。300点から注文でき、例えばスマホスタンドの場合、名入れ加工をして1個あたり税別338円から。オリジナルノベルティのオーダーも可能だ。

「コルクは自然素材のため、あたたかみがあります。社会貢献につながるノベルティを、リフォーム完成時の手土産や、周年事業などに活用してほしいです」(新美弘恵社長)

今後は、リサイクルコルクを使った内装材や家具を展開予定。リサイクルコルクの認知度を高めるため、活用シーンを増やしていく。

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