7月19日、20日の2日間、リフォーム産業新聞社主催のプロ向けイベント「リフォーム産業フェア2023」が東京ビッグサイトで開催された。同フェアだけで1万4088人が来場。前回と比べ5割以上増加した。同時開催した賃貸住宅フェア、住まい×介護×医療展と合わせて、2日間で3万5521人が来場した。25回目を迎えたリフォーム産業フェアには294社が出展。中でも、中古住宅リノベや、性能向上、DXサービスなどに注目が集まった。
294社出展、「性能向上リノベ」話題に
初出展企業が多数
フェア初日から多くの来場者でにぎわった
有力リフォーム会社4社の営業マン(ナサホーム梅田店次長の堀川兼一氏、ライフプラン専務取締役の武井正浩氏、next life代表の薄田直樹氏、モリシタ・アット・リフォーム部長兼店長の佐伯直紀氏)による座談会「凄腕リフォーム営業の商談テク丸わかり!」は満席に
今回のリフォーム産業フェアでは、「中古住宅リノベ&買取再販フェア」を同時開催。ブースには差別化できるデザイン性の高い建材・設備が並んだ。
木質総合建材メーカーのウッドワン(広島県廿日市市)は今回初出展だ。無垢の木をふんだんに使用するキッチン「スイージー」を展示。最近流行しているシンク下をオープンにする設計を取り入れ、価格を抑える工夫を伝えた(写真(1))。また、木や鉄のフレームなど最小限のパーツで作るミニマルな「フレームキッチン」も紹介。戦略統括本部の荒川靖彦室長は「不動産関係の方もたくさんいらっしゃるので、家賃を上げる賃貸リノベーションのために、間口をオーダーできるフレームキッチンを用意しました」と話す。
無垢の木のキッチン「スイージー」の前で説明を聞く来場者たち
単独ブースでは初出展となったタカラスタンダード(大阪府大阪市)は人気システムバス「グランスパ」を展示(写真(2))。肩包み湯、調光機能など、さまざまなオプションの実演も。来場者は実際に触りながら使用感を確かめた。
システムバス「グランスパ」の実演展示。肩包み湯が流れている
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