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苫小牧拠点に年750件受注、10.5億円売り上げるトマト【企業研究】

苫小牧拠点に年750件受注、10.5億円売り上げるトマト【企業研究】

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トマトは、人口約17万人、9万世帯の北海道・苫小牧市で2代続く総合リフォーム店だ。周辺町村を入れても二十数万人と商圏人口は決して多くないなかで、年間750件のリフォーム工事を手掛け、年々業績を伸ばしている。創業以来、小規模修繕も含め幅広く工事を手掛け、積極的に販促を行いながら、地元の信頼を得てきた。

小規模修繕から幅広く手掛け、OB比率7割に

社員・専属の職人による自社施工で差別化

トマト 苫小牧リフォームショールーム館では水回り住設に加え外壁や玄関ドアなども展示。相談スペースも設けている苫小牧リフォームショールーム館では水回り住設に加え外壁や玄関ドアなども展示。相談スペースも設けている

トマトはキッチン・バス・トイレなどの水回り交換から家1棟まで幅広くリフォームを手掛けている。苫小牧本社を中心に、東は新ひだか町、西は室蘭市、北は千歳支店が北広島市近辺までと、両店舗から車で1時間半で行ける町村までを対象エリアとしている。苫小牧本社と千歳支店の両店舗を合わせた23年5月期の売上高は10億5000万円。そのうち本社の1店舗だけで約7億円をリフォームで売り上げている。苫小牧市の世帯数は約9万世帯のため、仮に年間700件のリフォーム工事をしたとすると、市民の約130軒に1軒は同社にリフォームを依頼していることになる。

従業員は営業・役員・社員の職人を入れて17人、その他専属の職人が4人で営業部内には売上1億円以上が2人、2億円以上が2人いる。

「前期は売上高が約9億円で、今年初めて目標の10億円を超えました。うちリフォーム事業の売上は8億2000万円〜9億円と比重が増えてきた感触です。当社は会長の代からどんな小さな工事もいとわず請け負い、お客様を増やすことが最終的に将来につながるという考えでやってきました」(江島大和社長)

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