リフォーム事業を手掛ける未来工務店(愛知県みよし市)の2022年9月期の売上高は2億1000万円。売上対前年比は124%だ。2023年9月期の売上高は2億5000万円を見込んでいる。
少数精鋭の経営
中古マンションを4LDKから2LDKへリノベーション。回遊アイランドキッチンが特徴
小栗伸哉社長は、増収の理由を大型改修が増えたからと予測する。同社の大型改修はOBが知り合いを紹介して依頼を受けることが多い。紹介が多いのは、顧客に満足してもらえる品質のリフォームを届けているからだ。
満足度を上げるために少数精鋭の会社経営をしている。社員数は社長含め5人。7年間同じメンバーで働いている。全員がベテラン社員のため、クレームはほとんどない。Googleの口コミも星が4.9と高い。「店舗と人員を増やせば、売上は上がります。しかし、お客様満足度は下がってしまいます。仕事ができる優秀な人は社員を指導や管理する側になり、ちょっと前まで学生だったような新人がお客様と接することになり、クレームが増えます」と小栗社長。
少数精鋭の経営で口コミ評価が星4.9に
不動産も視野に
小栗社長は8年前に大手リフォーム店から独立をして同社を立ち上げた。「以前の職場で、営業責任者になり、立場が上がることでお客様から離れていってしまいました。もっとお客様と近い所で仕事がしたいと思い独立をしました」と小栗社長は語る。

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