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新潟拠点に多事業化、年商12億円に大建建設【企業研究】

新潟拠点に多事業化、年商12億円に 大建建設【企業研究】

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新潟を拠点にリフォーム5.5億円

大建建設は、新潟県新潟市を地盤に創業57年目を迎えた地域密着の企業だ。元々は土木工事を中心に公共工事を手掛けていたが、2代目の高橋秀彰社長の代から事業の主軸をリフォームに転換して5億5000万円を売り上げる。さらに2016年から新築、不動産と領域を拡大し、住まいに関するワンストップサービスを提供する。20年には新ロゴマークによるリブランディングを実施。DAIKENのブランド浸透を図る。

大建建設 新潟市内で4店舗を展開

リフォーム主力に5事業展開

大建建設は、人口76万人を擁する新潟県新潟市の中心部を主な商圏として展開している。2023年9月期の売上高は12億2000万円。現在、4事業を展開し、売上構成比はリフォーム5億5000万円、新築4億2000万円、不動産2億円、土木5000万円となっている。

大建建設 事業構成

主力のリフォームでは前期(23年9月期)、約580件を手掛けた。売上構成比は金額ベースで1000万円超の大型案件が約35%を占め、500~1000万円が約15%、300~500万円の水回りの複合的な工事が約25%、300万円以下が残り約25%となった。

大建建設 過去6年の売上高推移

売り上げ金額に占める大型案件の比率が3割超と多いのが特徴で、リフォームの平均単価も約100万円と業界平均の67万円(本紙調べ)に比べて高い。

件数ベースで見ると、1000万円以上の案件数は約20件。新潟では戸建て住宅の比率が高く、外壁やバリアフリーなどを含めた大型改修が増えた。

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