網戸の製造・販売などのアルミ建材事業と、窓まわりやエクステリアなどを中心としたリフォーム事業を手掛けるのが日昭(北海道札幌市)だ。リフォームの拠点は地方を中心とし、23支店を展開。2024年2月期の売上高は115億円、そのうちリフォーム売上高は70億円を占める。高い専門性が求められる工事や小工事など、他社が行わない工事にも対応する点を強みとする。
網戸の製造が原点
リフォームのイベントのチラシ
同社は寒冷地での工事に強みを持ち、北海道だけで札幌や函館、旭川など7カ所に支店を置く。人口が多い大都市よりも、青森県の弘前市や山形県の酒田市のような商圏人口の少ない地方都市に積極的に出店。今後は静岡と鹿児島に出店する予定だ。
網戸メーカーとして展開してきた同社がリフォーム事業を開始したのは1990年。札幌支店で消費者向けにリフォームを開始したのがきっかけだ。それから既存の拠点で事業の横展開を次々と開始し、現在は全国の28支店中23支店でリフォームを行う。
新規の拠点は200〜300坪の既存の建物を活用している。店舗開設にかかる費用は500万〜1000万円。札幌支店以外の支店は3〜6人で運営し、1店舗あたりの売上高は約4億円前後。

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