不動産管理会社や賃貸オーナー向けに給湯器やエアコン、換気設備などの住宅設備機器の交換や修理を主軸とするのがニチエネ(東京都港区)だ。2023年度の連結売上高は前期比117%の84億3000万円を記録し、工事件数は約5万件を誇る。職人の研修などが高い工事の品質を確保し、顧客の信頼を勝ち取っている。
全国18カ所展開
連結売上高は84億3000万円。そのうち約95%が法人向け事業、約5%が個人向け事業を占める。法人向け事業の売り上げのうち、不動産管理会社や賃貸オーナー経由の工事が50%強、分譲マンションの専有部の改修が約40%、業務用空調機や換気設備の更新が約10%を占める。2023年度の年間工事件数は約5万件。内訳は給湯器が約40%弱、空調機器が約25%、換気設備や水回りリフォームが約35%を占める。平均単価は約16万円。拠点は東京、神奈川、千葉、埼玉、仙台、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡など全国で18カ所を展開し、西日本エリアの拠点はグループ会社のニチエネ西日本(福岡県福岡市)が運営している。グループ全体の自社職人は約90人、グループ全体の提携施工店は約100社。

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