リフォームの設計やデザインを手掛けるアトリエノース(神奈川県川崎市)は、建築関係の企業や大学、専門学校への研修の提供に力を入れている。日本全国の工務店やビルダーのインテリアコーディネーターなどにインテリアやカラーコーディネートの指導を20年以上している。鳥井貴正社長が室内装飾を、鳥井奈穂子専務取締役が色彩を中心に教える。
マンションリフォーム施工事例。クロスの張替え、家具、カーテン照明器具の交換を行った。カラーコーディネートでイメージを一新
企業や学校に30年以上指導
インテリアや色彩を教える
まず教えることは、配色のルールだ。配色のルールとは、感覚で色を決めるのではなく、規則や理論に則ることだ。規則とは、ブルーベース、イエローベースで揃えること。例えば、同じピンクでも、サーモンピンクのような黄色っぽいピンクもあれば、アジサイのような紫がかるピンクもある。そして、サーモンピンクの花の茎や葉には黄色味の強い緑をしている。「自然界にあるものは綺麗で、綺麗だと思うものにはルールがあります。ブルーベース、イエローベースでまとまっているから綺麗に見えるのです。これをインテリアにも活用します」と鳥居専務は話す。
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