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光テック、鏡2つの洗面台と回遊動線で混雑回避する設計【TDYリモデルスマイル作品コンテスト2023】

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光テック、鏡2つの洗面台と回遊動線で混雑回避する設計【TDYリモデルスマイル作品コンテスト2023】

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「TDYリモデルスマイル作品コンテスト2023」の快適な暮らし実現のためのリモデル部門で最優秀賞となった光テック(高知県高知市)の「『ヒュッゲ』な暮らしはダイニングから─家族7人が幸せに暮らす魔法のリモデル─」。子ども5人の大家族が快適に住まうための、一戸建ての間取りや動線づくりについて、設計担当の夕部美子氏に聞いた。

子ども5人の大家族が快適に住まう家

家族全員の動線に配慮

光テック ダイニングテーブルの上に2つのシンボルライトが下がるダイニングテーブルの上に2つのシンボルライトが下がる

夫の両親が建てた築30年の一戸建てを譲り受け、暮らし始めた夫婦と5人の子どもたち。子どもは上が高校3年生、下が1歳までおり、数年間暮らして顕在化してきたのが、タイル張りの床で子どもが何度も怪我をする、雨漏りがする、朝の身支度で混雑をする、浴室が寒いといったさまざまな問題だった。依頼を受けた光テックの夕部美子氏は、耐震性・断熱性の向上とともに、家族全員の動線を考えた間取りづくりという難題に取り組んだ。「半年ほどほぼ毎日、お施主様とLINEでやり取りをして、間取りや設備の詳細を詰めていきました」と夕部氏は話す。

1階は南向きの玄関を入ってすぐ左に広い子ども部屋があり、5人の子どもがここに集まって勉強をしたり遊んだりしていた。この勉強部屋は少しコンパクトにしながら残し、2階に別途、子どもたちの個室スペースをつくることにする。

玄関を入って右側にあるLDKは、既存のデッキ部分まで増築して広げ、家族がゆったりと集う場に。キッチンは孤立感のある壁付けからアイランドに変更。背面には大容量の3連収納を取り付けた。そして、キッチンの前には空間の要となる大きなダイニングテーブルを置いた。

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