vol.25
中古住宅の建物検査を手掛けているのが検NET(東京都立川市)だ。約150名の検査体制を構築し、年間約2万件の実績を誇る。売買仲介会社向けの中古住宅の検査だけでも月間500件以上。検査事業だけで年商は5億円を超える。
中古住宅仲介時の建物診断、月間500件超
買取再販物件の販売前の品質チェックも
東京都立川市に、2015年に設立した検NET。不動産の売買仲介会社を主要顧客とし、中古住宅と一部新築の建物検査を手掛ける。全国の主要都市を商圏とし、年商は約5億円。社員は37名で、外部パートナーを含めた検査員の数は約150名。検査件数は年間約2万件、累計で9万件を超える。
住宅関連のさまざまな調査を提供する同社だが、主に次の2つを事業の柱とする。1つが、中古戸建てを対象とする「建物状況調査(インスペクション)」。「主な対象は、建物の基礎と雨漏り。床下にもぐってシロアリや漏水などもチェックします」(松田隆模社長)
検査にかかる時間は、検査員1人で3時間から3時間半。検査費用は、国交省が目安として設けている金額(約6万円)よりやや割安に設定しているという。50社以上の大手仲介業者の依頼を請け負い、月に500から700件の調査を行う。
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