リフォーム会社のパワーハウス(福岡県福岡市)は受注の進捗管理とタスクの管理に注力している。店長のマネジメント力の向上が狙いだ。今年10月には工程表の作成を承認制とし、営業マンのレベルの底上げを目指す。
タスク管理を徹底
同社の2024年3月期の売上高は18億9000万円、そのうちリフォーム売上高は17億9000万円だ。福岡県内に6店舗を展開している。
同社ではGoogleスプレッドシートで受注の進捗管理を行っている。初回訪問、商談、メール、契約、失注、繰越などの次回予定を一覧で管理。例えば部下の翌日の予定に「メールで商談」と入力があれば、店長は部下に対して予定のリマインドや商談後のヒアリングがしやすい。これまで店長は基幹システムに入力されている顧客データにアクセスして部下の予定を確認していたため、部下の管理がしにくいという課題があった。だが、現在は全ての案件の予定を管理しやすくなったため、千々和暖記統括部長は「店長のマネジメント力の向上に寄与している」と語る。

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