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ほそい住宅FP、空き家を映画のロケ地に活用【空き家ビジネス】

ほそい住宅FP、空き家を映画のロケ地に活用【空き家ビジネス】

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空き家問題をビジネスで解消するVol.31

ほそい住宅FP(東京都武蔵野市)は、空き家を映画やドラマのロケ地として制作会社に貸し出す事業「実家ロケ」を展開している。家に物が残っていても貸し出せるため、物件のオーナーからも好評だという。「ロケ地にする」という手段を、空き家対策の新たな選択肢として浸透させることを目指す。

人気作品に利用

20軒ほどを掲載

ほそい住宅FP ホラー映画『あのコはだぁれ?』のロケ地となった空き家

ほそい住宅FP もともとは、DIYの途中で手つかずとなっていた物件だったホラー映画『あのコはだぁれ?』のロケ地となった空き家。もともとは、DIYの途中で手つかずとなっていた物件だった

同社は物件の賃貸や売買仲介、賃貸管理などを手掛けている。設立は2010年。不動産業界に30年以上携わり、ファイナンシャルプランナー資格も持つ細井久男社長が1人で営む。

同社が「実家ロケ」の事業を開始したのは2020年1月。現在は知人の物件や紹介を受けた物件を中心に、約20軒を掲載する。各物件のルームツアー動画も作成し、同社のYouTubeチャンネル内で紹介している。

制作会社から問い合わせが入ると、まず細井社長がロケの内容を確認。その後、制作会社と細井社長または物件のオーナーとで現地調査をする。撮影が実施されれば、規定の利用料を受け取る仕組みだ。利用料は同社が設定。発生した利用料は、物件のオーナーと同社とで分配する。

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