屋根、外壁の塗装工事を行うサイワ塗装工業(埼玉県さいたま市)は、元請けとして、一般住宅から受注を拡大する方針を打ち出した。今期の年商は1億円の見込みだが、来期は元請けの拡大で倍増を目指している。
元請け強化は、昨年、自社の近隣から数件受注したことがきっかけ。受注金額はメーン事業である大型ビル改修工事の下請けには遠く及ばないものの、利益率の良さに魅力を感じた。しかし、昨年は澤田直樹社長の個人的なつながりによる受注で10件程度の受注にとどまった。
今後は3月中に一般消費者向けのHPを開設し、受注を本格的にPRしていく計画。また、チラシ配布やフリーペーパーへの出稿などで、認知度の向上を図っていく。
「一般住宅から受注を伸ばして、大型改修と二本柱で運営していきたいです。多角化で事業を安定させられれば」(澤田社長)

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