生協系リフォーム会社のアイネットコープ埼玉(埼玉県さいたま市)の売り上げが10億円に迫っている(3月決算)。13年度は前期比127%の9億8000万円で着地の見込み。3月14日にはグループ会社のアイネットコープ東京も設立し、グループで10億円突破を目指す。
好調の要因は2つ。1つ目は消費税前の1~2月限定で0.99%の低金利でリフォームローンを提供したこと。1、2月の売り上げが前年同期比で倍増した。「従来3・2%のローンを提供していましたが利用率は10%程度。今回の低金利ローンの利用率は、受注件数の25%まで拡大しました」(藤田淳理事長)
2つ目は、同社の中心事業である塗装のOBに対し、女性営業スタッフによるリフォーム提案を強化した点。リピートによる内装やエクステリアなどの提案で受注を拡大させた。昨年までは2人だった女性営業を5人に増やし、6割という高い成約率を維持している。
今後は内装リフォームブランド「リノデザイン」を立ち上げる予定。

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