オカムラホーム(千葉県八千代市)は、リノベーション事業「ヴィンテージ木ここち」を開始した。事業開始に合わせ、八千代市にモデルルームをオープンした。
同社が始めたリノベーション事業は、戸建て、マンションの全面改装。自然素材を使う点が特徴だ。価格は戸建てで平米13万~15万円、マンションで10万~11万円ほどを想定。ターゲットは中古住宅購入希望者と八千代エリアに多い、入母屋の農家住宅世帯。
モデルルームは同社が提案するリノベーションを体感してもらうために開設。約150平米の戸建て住宅の1階部分を全面改装して作った。床はアルダー無垢材やタモ無垢材を使用。壁は漆喰仕上げ。部分的にグリーンやブルーの塗料で仕上げ、アクセントをつけている。キッチンはタカラスタンダードと共同開発した面材がナラ材のものを展示。

自然素材のモデルルーム
建具や家具はオリジナルや、ヴィンテージものを組み合わせている。また、足場板を再利用したテーブルなどもある。
建設第一部リノベーション課の齋藤伸幸主任は「元々木造住宅をやっていることもあり、強みは『木』。木のぬくもりが感じられ、愛着を持てるリノベーションを提案していきたい」と話す。初年度の受注計画は戸建てで5棟、マンションで5~10戸。

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