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ナサホーム、高額と低額ブランドで成長促進3年強で店舗数増

ナサホーム、高額と低額ブランドで成長促進 3年強で店舗数増

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リフォーム新ビジネス ≪キーワード:ツーブランド≫

 リフォーム会社の悩みの1つが顧客ターゲットの設定。ハウスメーカーのように、高額リフォームによる生産性向上を図る方向性もあれば、ニーズが高い小規模工事を中心に狙う戦略もある。ナサホーム(大阪府大阪市)は、提案型の高額受注と水まわりの交換工事、この両方を獲得するため、"ツーブランド化"という戦略を取った。2013年12月期のリフォーム売上高は34%増の36億7000万円と、ブランドを2つ持つシナジー効果が出てきている。

ナサホーム 江川貴志社長ナサホーム(大阪府大阪市) 江川貴志社長

 ナサホームがリフォーム事業に参入したのは2000年4月。元々は不動産仲介業からスタートし、仲介から派生するリフォーム受注を行っていた。ただ、当時は建築の知識もない素人集団。施工費用が予想以上に膨らみ、売り上げがあっても利益がない状況が続いた。

 そこで、建築資格を有する社員の登用も行い、営業会社からの脱却を進める。品質基準を設けたことで、営業社員の提案力も高まり、生産性も徐々に向上。2005年からは黒字経営が続いている。そんな同社、近年はブランディング、生産性の向上を進めてきた。

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